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硯海
ふりがな文庫
“硯海”の読み方と例文
読み方
割合
けんかい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんかい
(逆引き)
絵は千年を経ているけれども、色彩、ことに赤は、昨日
硯海
(
けんかい
)
を飛び出したほどの鮮かさである。そうして、その道の丹青家をして
垂涎
(
すいえん
)
せしめる。
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
はたはたと舞いよって来たちいさな
蛾
(
が
)
が、しばらく
燭台
(
しょくだい
)
のまわりで飛び迷っていたと思うと、眼にみえぬ手ではたかれでもしたようにふいと
硯海
(
けんかい
)
に湛えた墨の上へおち
日本婦道記:忍緒
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
硯海(けんかい)の例文をもっと
(2作品)
見る
硯
漢検準1級
部首:⽯
12画
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
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