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硯筥
ふりがな文庫
“硯筥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すずりばこ
87.5%
すゞりばこ
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すずりばこ
(逆引き)
基経は姫の
棺
(
ひつぎ
)
に、
香匳
(
こうれん
)
、
双鶴
(
そうかく
)
の鏡、
塗扇
(
ぬりおうぎ
)
、
硯筥
(
すずりばこ
)
一式等をおさめ、さくら
襲
(
かさね
)
の
御衣
(
おんぞ
)
、薄色の
裳
(
も
)
に、
練色
(
ねりいろ
)
の
綾
(
あや
)
の
袿
(
うちぎ
)
を揃えて入れた。
姫たちばな
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
嘗
(
か
)
つて光悦作と伝えらるる船橋
蒔絵
(
まきえ
)
硯筥
(
すずりばこ
)
をみたときも、私はそれを指で押してみたい誘惑を禁じえなかった。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
硯筥(すずりばこ)の例文をもっと
(14作品)
見る
すゞりばこ
(逆引き)
もう彼女は蚊帳の外にいて、
硯筥
(
すゞりばこ
)
や
料紙
(
りょうし
)
入れから小刀や紙を取り出しながら、始終面白そうに笑いつゞけていた。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
十二月
大晦日
(
おほつごもり
)
に持行けるが四郎右衞門其日は殊の外勘定に
取込居
(
とりこみをり
)
三郎兵衞の來りても
碌々
(
ろく/\
)
挨拶
(
あいさつ
)
もせず
帳合
(
ちやうあひ
)
を
爲居
(
なしゐ
)
たりし所へ三郎兵衞右の金百兩を返濟しければ
其儘
(
そのまゝ
)
硯筥
(
すゞりばこ
)
の上に置て下女に申付
酒
(
さけ
)
肴
(
さかな
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
硯筥(すゞりばこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
硯
漢検準1級
部首:⽯
12画
筥
漢検1級
部首:⽵
13画
“硯”で始まる語句
硯
硯箱
硯友社
硯屏
硯石
硯蓋
硯々
硯水
硯海
硯北日録
検索の候補
筥硯
掛硯筥
“硯筥”のふりがなが多い著者
斎藤緑雨
亀井勝一郎
吉川英治
作者不詳
谷崎潤一郎
室生犀星
夏目漱石