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硯筥
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すゞりばこ
ふりがな文庫
“
硯筥
(
すゞりばこ
)” の例文
もう彼女は蚊帳の外にいて、
硯筥
(
すゞりばこ
)
や
料紙
(
りょうし
)
入れから小刀や紙を取り出しながら、始終面白そうに笑いつゞけていた。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
十二月
大晦日
(
おほつごもり
)
に持行けるが四郎右衞門其日は殊の外勘定に
取込居
(
とりこみをり
)
三郎兵衞の來りても
碌々
(
ろく/\
)
挨拶
(
あいさつ
)
もせず
帳合
(
ちやうあひ
)
を
爲居
(
なしゐ
)
たりし所へ三郎兵衞右の金百兩を返濟しければ
其儘
(
そのまゝ
)
硯筥
(
すゞりばこ
)
の上に置て下女に申付
酒
(
さけ
)
肴
(
さかな
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
硯
漢検準1級
部首:⽯
12画
筥
漢検1級
部首:⽵
13画
“硯”で始まる語句
硯
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