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すゞりばこ
ふりがな文庫
“すゞりばこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
硯箱
88.9%
硯筥
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
硯箱
(逆引き)
「主人の居間の、
硯箱
(
すゞりばこ
)
の中に入つてゐる筈で、もつとも、使はうと思へば、誰でも使へないこともありません」
銭形平次捕物控:247 女御用聞き
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
夫人は夫の言葉を聞くと、それを豫期していたものゝ如くお春に云いつけて
料紙
(
りょうし
)
や
硯箱
(
すゞりばこ
)
を取り寄せた。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
すゞりばこ(硯箱)の例文をもっと
(16作品)
見る
硯筥
(逆引き)
もう彼女は蚊帳の外にいて、
硯筥
(
すゞりばこ
)
や
料紙
(
りょうし
)
入れから小刀や紙を取り出しながら、始終面白そうに笑いつゞけていた。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
十二月
大晦日
(
おほつごもり
)
に持行けるが四郎右衞門其日は殊の外勘定に
取込居
(
とりこみをり
)
三郎兵衞の來りても
碌々
(
ろく/\
)
挨拶
(
あいさつ
)
もせず
帳合
(
ちやうあひ
)
を
爲居
(
なしゐ
)
たりし所へ三郎兵衞右の金百兩を返濟しければ
其儘
(
そのまゝ
)
硯筥
(
すゞりばこ
)
の上に置て下女に申付
酒
(
さけ
)
肴
(
さかな
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
すゞりばこ(硯筥)の例文をもっと
(2作品)
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