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懐中硯
ふりがな文庫
“懐中硯”の読み方と例文
読み方
割合
ふところすずり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふところすずり
(逆引き)
さっそく
懐中硯
(
ふところすずり
)
を出して、一文を書いて封じ、なおお互いの消息を、なにくれとなく語りながら、彼も劉唐も、思わずぼうと頬も染まるほど
数角
(
すうかく
)
の酒をかたむけ合った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その翌日から弓之助は、
懐中硯
(
ふところすずり
)
と
綴
(
つづ
)
り紙を持って、
四辺
(
あたり
)
の風景を
猟
(
あさ
)
り廻った。
銅銭会事変
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
懐中硯(ふところすずり)の例文をもっと
(2作品)
見る
懐
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
硯
漢検準1級
部首:⽯
12画
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