“懐中紙”の読み方と例文
旧字:懷中紙
読み方割合
ふところがみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
という歌を懐中紙ふところがみに書いたのを持たせておやりになった。尼君は心を打たれたようにしおれてしまった。
源氏物語:35 若菜(下) (新字新仮名) / 紫式部(著)
八五郎は懐中紙ふところがみの間から、小型の黄楊つげぐしを一つ出して見せました。
(七五郎の矢立を取り、懐中紙ふところがみを披き)
瞼の母 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)