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懐中手
ふりがな文庫
“懐中手”の読み方と例文
読み方
割合
ふところで
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふところで
(逆引き)
ここまでは入って行けないものだが、彼は
懐中手
(
ふところで
)
をしてぶらりと入って出て、また入りこんでいる見事さを見せている。
我が愛する詩人の伝記
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
懐中手
(
ふところで
)
を出すのが大儀だったからだ。いや夫れからもう一つ、
愁
(
うれい
)
に沈んでいたからだ。……で、私は呉れなかった。
奥さんの家出
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
併し頭の禿げた連中は仕方が無いとして若い者は
奈何
(
どう
)
かと云ふと、
矢張
(
やつぱり
)
駄目だ。血気盛んな奴が
懐中手
(
ふところで
)
をして濡手で粟の
工風
(
くふう
)
ばかりする老人連の真似をしたがる。
青年実業家
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
懐中手(ふところで)の例文をもっと
(7作品)
見る
懐
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“懐中”で始まる語句
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“懐中手”のふりがなが多い著者
長谷川伸
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国枝史郎
紫式部
室生犀星