“ふところで”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
懐手83.3%
懷手11.4%
懐中手5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は、暑気の中に懐手ふところでして、めあてなく街を歩いた。額に、窓の開く音が、かすかに、そして爽やかに、絶え間なくきこえてゐた。
これが半纏はんてんむかうはちまき威勢ゐせいいのでなく、古合羽ふるがつぱ足駄穿あしだば懷手ふところでして、のそり/\と歩行あるきながらぶゆゑをかし。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
懐中手ふところでを出すのが大儀だったからだ。いや夫れからもう一つ、うれいに沈んでいたからだ。……で、私は呉れなかった。
奥さんの家出 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)