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ふところで
ふりがな文庫
“ふところで”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
懐手
83.3%
懷手
11.4%
懐中手
5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
懐手
(逆引き)
私は、暑気の中に
懐手
(
ふところで
)
して、めあてなく街を歩いた。額に、窓の開く音が、かすかに、そして爽やかに、絶え間なくきこえてゐた。
ふるさとに寄する讃歌:――夢の総量は空気であつた――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
ふところで(懐手)の例文をもっと
(50作品+)
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懷手
(逆引き)
これが
半纏
(
はんてん
)
向
(
むか
)
うはち
卷
(
まき
)
の
威勢
(
ゐせい
)
の
好
(
い
)
いのでなく、
古合羽
(
ふるがつぱ
)
に
足駄穿
(
あしだば
)
き
懷手
(
ふところで
)
して、のそり/\と
歩行
(
ある
)
きながら
呼
(
よ
)
ぶゆゑをかし。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ふところで(懷手)の例文をもっと
(15作品)
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懐中手
(逆引き)
懐中手
(
ふところで
)
を出すのが大儀だったからだ。いや夫れからもう一つ、
愁
(
うれい
)
に沈んでいたからだ。……で、私は呉れなかった。
奥さんの家出
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ふところで(懐中手)の例文をもっと
(7作品)
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