“まよひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
85.7%
7.1%
迷妄7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戀せる今をまよひと觀れば、悟れる昔の慕ふべくも思はれず、悟れる今を戀と觀れば、昔の迷こそ中々に樂しけれ。戀ほど世にいぶかしきものはあらじ。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
肩のまよひ任他さもあらばあれ
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
看るからに万物生動の意はわが霊魂たましひを掩へる迷妄まよひの雲をかき払ひて我身さながら神の光のなかにかけりゆくここちす。
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)