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めいもう
ふりがな文庫
“めいもう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
迷妄
68.2%
冥濛
9.1%
溟濛
9.1%
瞑朦
4.5%
迷濛
4.5%
迷蒙
4.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
迷妄
(逆引き)
耽溺
(
たんでき
)
、痴乱、
迷妄
(
めいもう
)
の余り、夢とも
現
(
うつつ
)
ともなく、「おれの
葬礼
(
とむらい
)
はいつ出る。」と云って、無理心中かと、
遊女
(
おいらん
)
を驚かし、二階中を騒がせた男がある。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
めいもう(迷妄)の例文をもっと
(15作品)
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冥濛
(逆引き)
戸外
(
そと
)
に出て海の方を見ていた村の人の
某者
(
あるもの
)
は、
冥濛
(
めいもう
)
な海の
果
(
はて
)
に当って、
古綿
(
ふるわた
)
をひきちぎったような雲が浮んで、それに電光がぎらぎらと燃えつくようになったのを見た。
月光の下
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
めいもう(冥濛)の例文をもっと
(2作品)
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溟濛
(逆引き)
かの
溟濛
(
めいもう
)
たる瓦斯の霧に混ずる所が往時この
村夫子
(
そんぷうし
)
の住んでおったチェルシーなのである。
カーライル博物館
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
めいもう(溟濛)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
瞑朦
(逆引き)
総勢数えて三十余人、草履あるいは
跣足
(
はだし
)
にて、砂を蹴立て、
埃
(
ほこり
)
を浴び、一団の
紅塵
(
こうじん
)
瞑朦
(
めいもう
)
たるに乗じて、
疾鬼
(
しっき
)
横行の観あり。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
めいもう(瞑朦)の例文をもっと
(1作品)
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迷濛
(逆引き)
そして、もし算哲が生存しているならば、事件を
迷濛
(
めいもう
)
とさせている、不可思議転倒の全部を、そのまま現実実証の世界に移すことが出来るのだ。熊城は昂奮したように、粗暴な叫び声を立てた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
めいもう(迷濛)の例文をもっと
(1作品)
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迷蒙
(逆引き)
疲れ多い夢から
覚
(
さ
)
めるように、それらの
迷蒙
(
めいもう
)
から眼を覚ました——自分のしたことや、これからまだしかねないことなどが、やや恥ずかしくもあり不安でもあった。
ジャン・クリストフ:09 第七巻 家の中
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
めいもう(迷蒙)の例文をもっと
(1作品)
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