“犂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すき66.7%
からすき16.7%
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本のすきは非常に不細工に見える(図51)。だが、見た所よりも軽い。鉄の部分は薄く、木部は鳩尾ありさしのようにしてそれに入っている。
そこには、山脊のようになって長く連っている耕地があって、からすきが一つ、前夜馬をくびきから離した時に残されたままにしておいてあった。
彼のまたがった馬はよぼよぼのき馬で、年をとりすぎて、残っているものといったら、意地の悪い性質ぐらいしかなかった。