“犁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すき76.5%
11.8%
くわ5.9%
プラウ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
図677は紀伊で使用されるすきの型である。これは山城で用いられるものと同様であるが、それ程頑丈でもなければ、また優雅でもない。
人間の肉体の大部分はそのうちに土のなかにきこまれ、それを肥やすだけである。
野のところどころにはこんもりとした森があって、その間に白堊しらかべの土蔵などが見えている。まだくわを入れぬ田には、げんげが赤い毛氈もうせんを敷いたようにきれいに咲いた。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
プラウをひいて往つたりきたりする
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)