“犁牛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りぎゅう50.0%
ヤーク50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「これか。……これは犁牛りぎゅうの尾だよ。たいへん珍しい物だそうだ。襄陽じょうようのさる富豪から贈ってよこしたので、帽にして結わせてみた。おかしいかな」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
孔明がやや色をなしてそう詰問なじると、玄徳はいきなり犁牛りぎゅうの帽をなげうって
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
重たげに有史以前の思想で目方のついている犁牛ヤークを見に行ってやりたまえ。麒麟きりん鉄柵てつさくの横木の上から、やりの先につけたような頭をのぞかせている。
博物誌 (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)