“りぎゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
利牛60.0%
犁牛20.0%
犂牛20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かせ買ひの七つさがりをおとづれて 利牛りぎゅう
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「これか。……これは犁牛りぎゅうの尾だよ。たいへん珍しい物だそうだ。襄陽じょうようのさる富豪から贈ってよこしたので、帽にして結わせてみた。おかしいかな」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
孔明がやや色をなしてそう詰問なじると、玄徳はいきなり犁牛りぎゅうの帽をなげうって
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
曰く、犂牛りぎゅうあかくして且つ角よくば、用うることからんと欲すといえども、山川其れこれてんやと。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)