“比例”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
プロポーション60.0%
ひれい40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その比例プロポーションたるや、すでに常態ではないだろう。わけても朝枝だが、あの暁の精みたいな娘の中には、何でも怖ろしい夢や幻を、そのままの姿で受けつけるような力が張り切っている。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
ですがレヴェズさん、結局、僕はそれが比例プロポーションの問題ではないかと思うのですよ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
一寸ちよつとたまへ」とつて、燐寸まつち瓦斯ガス煖爐だんろいた。瓦斯ガス煖爐だんろへや比例ひれいしたごくちひさいものであつた。坂井さかゐはしかるのち蒲團ふとんすゝめた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
われ/\が歴史れきしをもつてから今日こんにちまで、わづかに數千年すうせんねんといふ短時日たんじじつでありますが、人間にんげんはじめて出現しゆつげんしてから歴史れきしはじまるまでと、歴史以後れきしいご今日こんにちまでとのながさの比例ひれい
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)