“出現”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゆつげん46.7%
しゅつげん33.3%
あらわ6.7%
おで6.7%
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このとき噴火口内ふんかこうない出現しゆつげんしたたか二百米にひやくめーとる鎔岩塔ようがんとうめづらしいものであつたが、それは噴火ふんか末期まつきおい次第しだい崩壞ほうかい消失しようしつしてしまつた。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
恐竜の出現しゅつげんよりも、愛犬ポチがぶじにもどって来たのでうれしさに夢中になっている玉太郎だった。ポチは、玉太郎の胸にだかれる。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そしてなかなか捕らず、段々大評判になってくると方々に何々強盗というようなものが出現あらわれてきて、随分騒ぎましたね。
耳香水 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
「これはこれは鳰鳥におどり女菩薩様、我が家にとっての福の神、ようこそ出現おでましなされた。何かご托宣たくせんでもござるそうな……」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そなたってかうとおもって、今日きょうはわざわざ老人としより姿すがたけて出現てまいった。人間にんげん談話はなしをするのに竜体りゅうたいではちと対照うつりわるいのでな……。