“おで”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御出85.7%
出現14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げんただいま命様みことさまにはなにかの御用ごようびて御出おでましになられ、乙姫様おとひめさまは、ひとりさびしくお不在るすあずかってられます。
見廻しながら私しの年はたしか廿二歳ばかりにてつまは御座りましたが私しをきら此間このあひだ御出おでやりましたと自他じたも分らぬ事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「これはこれは鳰鳥におどり女菩薩様、我が家にとっての福の神、ようこそ出現おでましなされた。何かご托宣たくせんでもござるそうな……」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)