“しゆつげん”の漢字の書き方と例文
語句割合
出現100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ処女作しよぢよさく市場しぢやうたとき、まだとしすくないこの天才てんさい出現しゆつげんおどろかされて、あつまつておほくの青年せいねんも、そろ/\かれ実質じつしつうたがはれてたやうに、二人ふたりり三にんはなれして
彼女の周囲 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
われ/\が歴史れきしをもつてから今日こんにちまで、わづかに數千年すうせんねんといふ短時日たんじじつでありますが、人間にんげんはじめて出現しゆつげんしてから歴史れきしはじまるまでと、歴史以後れきしいご今日こんにちまでとのながさの比例ひれい
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
むかし苗字めうじ武士階級ぶしかいきふ以上いじやうかぎられたが、維新いしん以來いらいしやう町人ちやうにんすべ苗字めうじゆるされたので、種々雜多しゆ/″\ざつた苗字めうじ出現しゆつげんし、苗字めうじうぢともせいともことになつて今日こんにちにいたつたのである。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)