“で”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
語句割合
82.7%
7.7%
1.6%
0.7%
0.7%
0.6%
0.6%
0.6%
0.5%
0.5%
0.5%
出演0.3%
0.3%
0.2%
出京0.2%
出身0.2%
外出0.2%
0.2%
0.2%
上京0.1%
0.1%
出勤0.1%
出漁0.1%
出獄0.1%
出現0.1%
卒業0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
発生0.1%
製作0.1%
0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、道行にしろ、喧嘩にしろ、が、げるにもんでるにも、背後に、松並木るのではない。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ソフアの傍には、の鉢植、むかしのままに、ばさと葉をひろげて、乙彦が無心に爪で千切りとつたまで、その葉に残つてゐる。
火の鳥 (新字旧仮名) / 太宰治(著)
太「あの野郎でも口の先で他人して銭をる事は上手だが、けえ声では云えねえが、此処な甚藏は蝮野郎でよくねえかねえ野郎でのう」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
あんな悪漢と、悪霊との巣窟に犯人を収容して、いかにして、その改善を期待することがきよう! 犯罪人とて、必ずしも悪人とは限らない。
とはいえ、それはているものではない。うかと放言して、味方にらな緊張を起させ、誤っては、父の失態、また敵に乗ぜられる虚を作る。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それで、尋常科をて、すぐ日本橋筋の古着屋へ女中奉公させられた時は、すこしの不平も言わなかった。どころか、半年余り、よく辛抱が続いたと思うくらい、自分から進んでせっせと働いた。
わが町 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
腰附、肩附、歩行っちて附着けたような不恰好天窓の工合、どう見ても按摩だね、盲人らしい、めんない千鳥よ。
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「意見もし度くなりますよ、あの店へ入ると、八方から美人りがして、そ男の子なら皆カーツとなりますぜ」
摂津の大物片葉しかきないといふ伝説は古い蘆刈の物語に載つてゐる。
御存じの支那の竜門からると言われていた視力若返りの霊剤、あれなんかもじつはこの満洲蛇の油だということが、最近偉い博士先生方の御研究によって判明をいたしました。
大抵のものは泣いてしまいます。縦令ば歯を食い縛って堪えても、身体の方が承知しないで、きっと熱がる、五六日は苦しむ。これで大抵のものは降参してしまうのです。
三浦老人昔話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
遥か彼方境内の外れに、張りの掛け小屋が立っていた。興行物の掛け小屋であった。窩人達の出演ている掛け小屋であった。その掛け小屋の入り口の辺に、豆のような灯火がポッツリと浮かんだ。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「あんだ等が百姓だなんて……百姓しねえたって、役場さるが、学校さでもたら……」
土竜 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
エギザミナア紙を見ますと、半月湾国道の恐しい事件の記事がています。
土から手が (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
よく早く出京て来てね。始終上杉さん、上杉さんッていっていらっしゃるから、どんなにか喜ぶでしょう。
誓之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
少し気色た男ではあるが、何分にも出身が幕府の御家人だから殿様好きだ、今こそ這入て居るけれども、れが助かって出るようになれば、後日は役人になるかも知れぬ
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
彼女はまって一人で外出た。どんな事があってもこの私と、連れ立って歩こうとはしなかった。
銀三十枚 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ラヴ・レターの見本か? 馬鹿にッかいもんでないか。
工場細胞 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
あいにくお吉もいないでうこともできぬが、縮こまっていずとずっと前へて火にでもあたるがよい、と親切に云うてくるる源太が言葉にいよいよ身を堅くして縮こまり
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
彼奴一週間後でなければ上京られないと言って来たから、帳場に彼奴のことを言っておかなかったのだ。まアいいサ、上京て来てくれたに越したことはない。これから二人で出かけよう。」
疲労 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
守っておった令嬢はこいつ少しはきるなと疳違をしたものと見えて「いつか夏目さんといっしょに皆でウィンブルドンへでも行ったらどうでしょう」
自転車日記 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それに、浅草へ出勤て、お染はまだ間もなかった頃で、どこにも馴染は無いらしく、連立ってく先を、内証で、抱主蔦家の女房とひそひそといて、その指図に任かせた始末。
第二菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「ふム、成る程。あの大将、なかなかの剛腹者だからな……それで、いったい釧路丸は、どっちの方面へ出漁ているって云ったんかね?」
動かぬ鯨群 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
亀田さんの出獄て来るあてもなくなるし、おめえのおふくろまでが、どんなに嘆くかわかりゃしねえぞ。
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ってかうとって、今日はわざわざ老人姿けて出現てまいった。人間談話をするのに竜体ではちと対照いのでな……。
東京のある学校を卒業ますのをかねて、故郷へ帰って、心当りの人に尋ねましたが、誰のを聞いても、どんなに尋ねても、それと思うのが分らんのです。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そいつは肩から首から、とてもかくて、牛というよりは猛獣に近い。正代は平気でそいつの鼻面をつかまえる。時々近所の人が牝牛をひいてカケてもらいに来るが、それはみな正代の役目だ。
石ころ路 (新字新仮名) / 田畑修一郎(著)
「なあ、武どん。わたしがこういうも、何ものためわるかごとすっじゃなかからの。わたしにゃたッた一人じゃ。に出世をさせて、丈夫な孫えて見たかばかいがわたしの楽しみじゃからの」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
兇器は今、署へ押収してあるが、新聞にもている通りこの机の上に在った鋭い、薄ッペラな両刃のナイフだよ。僕もその死骸に刺さっとる実況を見たがね。
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
赤く潰れたをかしなものがてくるといふ
春と修羅 第二集 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
「いゝえ。なあに、毒蛾なんて、てんでこの町には発生なかったんです。昨夜、こいつ一見つけるのに、四時間もかかったのです。」
毒蛾 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
けれどそれもしばし、彼女はやがてまた元の夢に返った。静かな玄関の座敷、周囲には東洋で製作きた炎えたつような美しい帷張がかかっている。
頸飾り (新字新仮名) / ギ・ド・モーパッサン(著)
ところがその後、予備門(今の高等学校)の生徒控室でゆくりなくもこの五分刈の巨頭君にって、喫驚してに傍人にいて、初めてこれが石橋助三郎という人であると教えられた。