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『疲労』
ふりがな文庫
『
疲労
(
ひろう
)
』
京橋区三十間堀に大来館という宿屋がある、まず上等の部類で客はみな紳士紳商、電話は客用と店用と二種かけているくらいで、年じゅう十二三人から三十人までの客があるとの事。 ある年の五月半ばごろである。帳場にすわっておる番頭の一人が通りがかりの女中 …
著者
国木田独歩
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「趣味」1907(明治40)年6月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
上京
(
で
)
家内
(
やうち
)
頼
(
たよ
)
彼奴
(
きゃつ
)
江上
(
えがみ
)
故郷
(
くに
)
鼻下
(
びか
)
一人
(
ひとり
)
青桐
(
あおぎり
)
蝶
(
ちょう
)
煙草
(
たばこ
)
清
(
きよ
)
正午
(
ひる
)
拭
(
ふ
)
宿車
(
やどぐるま
)
室
(
へや
)
唐紙
(
からかみ
)
右手
(
めて
)
人車
(
くるま
)
二人
(
ふたり
)