“出勤(で)” の例文
それに、浅草へ出勤(で)て、お染はまだ間もなかった頃で、どこにも馴染(なじみ)は無いらしく、連立って行(ゆ)く先を、内証で、抱主(かかえぬし)の蔦家(つたや)の女房とひそひそと囁(ささや)いて、その指図に任かせた始末。
第二菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)