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卒
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で
ふりがな文庫
“
卒
(
で
)” の例文
彼は美校を
卒
(
で
)
て、朝鮮で教師をしていたのだが、そこで喀血すると、すぐ休暇をとって、来た、というけれど、今はもう殆んど平熱になっていた。
蝱の囁き:――肺病の唄――
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
老女は大学を
卒
(
で
)
たら着せるのだといって、大島のおついの着物を縫わせ、まだ何年後でなければ卒業しない堀のために、箪笥の抽斗にこの紋服同様の大島のおついをしまっていたのである。
我が愛する詩人の伝記
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
それで、尋常科を
卒
(
で
)
て、すぐ日本橋筋の古着屋へ女中奉公させられた時は、すこしの不平も言わなかった。どころか、半年余り、よく辛抱が続いたと思うくらい、自分から進んでせっせと働いた。
わが町
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
『そんなら早く
癒
(
なお
)
さなけりゃいかんでしょう、医科を
卒
(
で
)
られたんだから、自分で静脈注射も出来ませんか……』
腐った蜉蝣
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
女学校を
卒
(
で
)
て、まだ二年ほどしか
経
(
た
)
っていないみち子は、磁気学研究所木曾実験室助手などという肩書が、どうも似合わしからぬほど、襟筋のあたりに幼ない色が残っていた。
宇宙爆撃
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
▼ もっと見る
このポンコツというのは我々鉄道屋仲間の言葉で
轢死
(
れきし
)
のことをいうのですが、私も昨年学校を
卒
(
で
)
てすぐ鉄道の試験を受け、幸い合格はしたもののどういう関係かさんざ
焦
(
じら
)
された
揚句
(
あげく
)
穴
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
始終行き来していた木曾のすすめで丁度学校を
卒
(
で
)
たばかりのみち子が、この実験室のこまごまとした用事の手助けに来ている中に、いつしかすっかり一通りの実験の仕方も覚えてしまって
宇宙爆撃
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
“卒”の意味
《名詞》
(ソツ)下級の兵士。
(出典:Wiktionary)
卒
常用漢字
小4
部首:⼗
8画
“卒”を含む語句
何卒
卒業
軽卒
卒倒
匇卒
卒塔婆
卒然
卒中
匆卒
兵卒
卒直
卒去
輜重輸卒
喇叭卒
卒爾
獄卒
卒伍
士卒
卒気
怱卒
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