“発生”のいろいろな読み方と例文
旧字:發生
読み方(ふりがな)割合
わい30.0%
はっせい20.0%
かえ10.0%
10.0%
はえ10.0%
10.0%
わく10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“発生”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究9.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
という棄鉢すてばちな気持が発生わいて来た——その中には、多分、この辺がやっと見当のついて来た安堵もあったろうが——。
自殺 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
ゾッと冷汗ひやあせ発生わいて、シャツがぴったり脊骨にくっついた。
鉄路 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
天狗てんぐにはべつ両親りょうしんというものがなく、人間にんげん地上ちじょう発生はっせいした、とおとお原始時代げんしじだい
きみは、チフスの予防注射よぼうちゅうしゃをしたかい。」と、きました。ちょうど、そのころチフスが発生はっせいしたと新聞しんぶんいてありました。
世の中のために (新字新仮名) / 小川未明(著)
「それじゃもう蚕が発生かえるの。」
種紙の青む頃 (新字新仮名) / 前田夕暮(著)
「もう一週間もすると発生かえる。」
種紙の青む頃 (新字新仮名) / 前田夕暮(著)
「いゝえ。なあに、毒蛾なんて、てんでこの町には発生なかったんです。昨夜、こいつ一ぴき見つけるのに、四時間もかかったのです。」
毒蛾 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
硅藻も野菜と同じように発生はえたばかりの若芽が柔くて美味おいしいのでその若芽を充分にたべた鮎が最も肥えているので漁夫仲間では新しい硅藻の事を新アカと申します。何でも雨が降って古いアカを押流した後照り着くような晴天が五、六日続くと新アカが沢山出来ます。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
それに、裏長屋の軒並から——大江戸の隅の隅のどぶという、どぶの近所から、急に発生き出した、毒虫のように、雲霞うんかのように飛び出して来た。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
寺田は、溜息と一緒に公園へ出ると、なかば習慣的に瓢箪ひょうたん池に突出した藤棚の下に行き、何処かでメタン瓦斯ガス発生わくような、陰惨な音を聴きながらぼんやりとして、あくどい色をした各常設館の広告旗が、五彩の暴風雨あらしのように、やけにヒステルカルに、はたはたと乱れるのを見詰めていた。
魔像 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)