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発生
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わい
ふりがな文庫
“
発生
(
わい
)” の例文
旧字:
發生
という
棄鉢
(
すてばち
)
な気持が
発生
(
わい
)
て来た——その中には、多分、この辺がやっと見当のついて来た安堵もあったろうが——。
自殺
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
納骨所に
発生
(
わい
)
て、あの
糜爛
(
びらん
)
した屍体を喰っている奴で、何とも形容の出来ない厭な
生物
(
いきもの
)
の一つだが、
此奴
(
こいつ
)
が今女の
口腔
(
くち
)
から飛びだすと、微かな羽音を立てながら
青蠅
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
これが、彼の歪められた心に
発生
(
わい
)
て来た、たった一つの望みだった。
夢鬼
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
ゾッと
冷汗
(
ひやあせ
)
が
発生
(
わい
)
て、シャツがぴったり脊骨にくっついた。
鉄路
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
“発生”の意味
《名詞》
発 生(はっせい)
新しい物事が生まれたり起こったりすること。
(生物学)多細胞生物の個体や器官が形成される過程。
(出典:Wiktionary)
発
常用漢字
小3
部首:⽨
9画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
“発生”で始まる語句
発生学
発生機
発生灯