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棄鉢
ふりがな文庫
“棄鉢”の読み方と例文
読み方
割合
すてばち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すてばち
(逆引き)
毎夜
棄鉢
(
すてばち
)
な酒ばかり
呷
(
あふ
)
つてゐる十八の娘、ヱロの交渉となると、何時もオ・ケで進んで一手に引受けることにしてゐる北海道産れの女、等々。
のらもの
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
志を得たならば必ず此の子を太子にと、
蒯聵
(
かいがい
)
は固く決めていた。息子の外にもう一つ、彼は一種の
棄鉢
(
すてばち
)
な情熱の吐け口を闘雞戯に見出していた。
盈虚
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
そこでお峯は
棄鉢
(
すてばち
)
の捨科白を叩きつけるといふ最も一般的な敗北の公式に順つて、自分の末路を次のやうに結んだ。
村のひと騒ぎ
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
棄鉢(すてばち)の例文をもっと
(29作品)
見る
棄
常用漢字
中学
部首:⽊
13画
鉢
常用漢字
中学
部首:⾦
13画
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