“発生学”の読み方と例文

読み方	割合
ゼネチツクス	100.0%

ゼネチツクス

栄一は生物学の教室で比較解剖学と哺乳動物の古生物学と遺伝発生学（ゼネチツクス）と、胎生学（エムブリオローヂ）を専修した。そして生命の不可思議に全く驚いて了つた。

死線を越えて：02 太陽を射るもの (新字旧仮名) ／ 賀川豊彦(著)

“発生学”の意味

《名詞》
発生 学（ハッセイガク）

生物の発生を科学的に研究する分野。
(出典:Wiktionary)

“発生学”の解説

発生学（はっせいがく、Embryology）は、胚の発生を研究する学問である。胚とは、動物では誕生や孵化の前、植物では発芽の段階にある全ての組織と定義できる。
発生学では主に、受精卵の発生と組織や器官への分化を扱っている。分割が起こると、桑実胚から端に極のある胞胚となる。
左右相称動物では、胞胚の発達の仕方には大きく2通りあり、これによって動物界が二分されている。胞胚の最初にできた極が口になるのが旧口動物であり、肛門になるのが新口動物である。旧口動物には、昆虫などの多くの無脊椎動物が含まれ、新口動物には脊椎動物などの進化した動物の多くが含まれる。また、この過程を原腸形成という。
原腸形成が起こるとすぐに細胞は3つの層に分かれ、全ての器官や組織はここから作られる。

内胚葉からは、消化管、肺、膀胱等ができる。
(出典:Wikipedia)

発	常用漢字 小３ 部首:⽨ 9画
生	常用漢字 小１ 部首:⽣ 5画
学	常用漢字 小１ 部首:⼦ 8画