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発生
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はっせい
ふりがな文庫
“
発生
(
はっせい
)” の例文
旧字:
發生
鈍
(
にぶ
)
い
砂漠
(
さばく
)
のあちらに、
深林
(
しんりん
)
がありましたが、しめっぽい
風
(
かぜ
)
の
吹
(
ふ
)
く五
月
(
がつ
)
ごろのこと、その
中
(
なか
)
から、おびただしい
白
(
しろ
)
い
蛾
(
が
)
が
発生
(
はっせい
)
しました。
北海の波にさらわれた蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
おこがましい
申分
(
もうしぶん
)
かは
存
(
ぞん
)
じませぬが、その
点
(
てん
)
の
御理解
(
ごりかい
)
が
充分
(
じゅうぶん
)
でないと、
地上
(
ちじょう
)
に
人類
(
じんるい
)
の
発生
(
はっせい
)
した
径路
(
いきさつ
)
がよくお
判
(
わか
)
りにならぬと
存
(
ぞん
)
じます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
要するに
万有
(
ばんゆう
)
を支配する力のまにまに
受動的
(
じゅどうてき
)
に動きながら、それが主動的であるように夢を見ているらしい。ここに一種のバカが
発生
(
はっせい
)
するわけであろう。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
「
君
(
きみ
)
は、チフスの
予防注射
(
よぼうちゅうしゃ
)
をしたかい。」と、
聞
(
き
)
きました。ちょうど、そのころチフスが
発生
(
はっせい
)
したと
新聞
(
しんぶん
)
に
書
(
か
)
いてありました。
世の中のために
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
人類
(
じんるい
)
が
地上
(
ちじょう
)
に
発生
(
はっせい
)
した
当初
(
とうしょ
)
は、
専
(
もっぱ
)
ら
自然霊
(
しぜんれい
)
が
守護霊
(
しゅごれい
)
の
役目
(
やくめ
)
を
引
(
ひ
)
き
受
(
う
)
けたと
申
(
もう
)
すことでございますが、
時代
(
じだい
)
が
過
(
す
)
ぎて、
次第
(
しだい
)
に
人霊
(
じんれい
)
の
数
(
かず
)
が
加
(
くわ
)
わると
共
(
とも
)
に
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
▼ もっと見る
神界
(
しんかい
)
から
霊界
(
れいかい
)
、
霊界
(
れいかい
)
から
幽界
(
ゆうかい
)
へと、だんだんにそのお
形態
(
からだ
)
を
物質
(
ぶっしつ
)
に
近
(
ちか
)
づけてあったればこそ、ここに
初
(
はじ
)
めて
地上
(
ちじょう
)
に
人類
(
じんるい
)
の
発生
(
はっせい
)
すべき
段取
(
だんどり
)
に
進
(
すす
)
み
得
(
え
)
たのであると
申
(
もう
)
すことでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
“発生”の意味
《名詞》
発 生(はっせい)
新しい物事が生まれたり起こったりすること。
(生物学)多細胞生物の個体や器官が形成される過程。
(出典:Wiktionary)
発
常用漢字
小3
部首:⽨
9画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
“発生”で始まる語句
発生学
発生機
発生灯