“万有”のいろいろな読み方と例文
旧字:萬有
読み方割合
ばんゆう80.0%
ものみな20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
要するに万有ばんゆうを支配する力のまにまに受動的じゅどうてきに動きながら、それが主動的であるように夢を見ているらしい。ここに一種のバカが発生はっせいするわけであろう。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
陰陽いんようむすびは宇宙うちゅう万有ばんゆうってもれぬとうと御法則みのり、いかにたか神々かみがみとてもこの約束やくそくからはまぬがれない。ただその愛情あいじょうはどこまでもきよめられてかねばならぬ。
嗚呼々々、太初たいしよ万有ものみな
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)