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万有
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ばんゆう
ふりがな文庫
“
万有
(
ばんゆう
)” の例文
旧字:
萬有
要するに
万有
(
ばんゆう
)
を支配する力のまにまに
受動的
(
じゅどうてき
)
に動きながら、それが主動的であるように夢を見ているらしい。ここに一種のバカが
発生
(
はっせい
)
するわけであろう。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
陰陽
(
いんよう
)
の
結
(
むす
)
びは
宇宙
(
うちゅう
)
万有
(
ばんゆう
)
の
切
(
き
)
っても
切
(
き
)
れぬ
貴
(
とうと
)
い
御法則
(
みのり
)
、いかに
高
(
たか
)
い
神々
(
かみがみ
)
とてもこの
約束
(
やくそく
)
からは
免
(
まぬが
)
れない。ただその
愛情
(
あいじょう
)
はどこまでも
浄
(
きよ
)
められて
行
(
ゆ
)
かねばならぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
愛は
迷
(
まよい
)
である。また
悟
(
さと
)
りである。愛は天地
万有
(
ばんゆう
)
をその
中
(
うち
)
に吸収して
刻下
(
こっか
)
に異様の生命を与える。
故
(
ゆえ
)
に迷である。愛の
眼
(
まなこ
)
を放つとき、
大千世界
(
だいせんせかい
)
はことごとく
黄金
(
おうごん
)
である。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
彼の節——ああもしこれらも肉とともに消ゆるならば、
万有
(
ばんゆう
)
は我らに誤謬を説き、聖人は世を欺けり、余は
如何
(
いか
)
にして如何なる体を以て如何なる処に再び彼を見るやを知らず、ただ
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
“万有”の意味
《名詞》
万有(ばんゆう)
宇宙空間にあるすべてのもの。
(出典:Wiktionary)
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
“万有”で始まる語句
万有史
万有回帰
万有如意
万有引力
万有還銀