トップ
>
産
>
で
ふりがな文庫
“
産
(
で
)” の例文
何うで盲目縞の筒袖に三尺を脊負つて
産
(
で
)
て來たのだらうから、
澁
(
しぶ
)
を買ひに行く時かすりでも取つて
吹矢
(
ふきや
)
の一本も當りを取るのが好い運さ
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
御存じの支那の竜門から
産
(
で
)
ると言われていた視力若返りの霊剤、あれなんかもじつはこの満洲蛇の油だということが、最近偉い博士先生方の御研究によって判明をいたしました。
安重根:――十四の場面――
(新字新仮名)
/
谷譲次
、
林不忘
(著)
誰れが来て無理やりに手を取つて引上げても己れは
此処
(
ここ
)
にかうしているのが好いのだ、傘屋の油引きが一番好いのだ、どうで
盲目縞
(
めくらじま
)
の
筒袖
(
つつそで
)
に三尺を
脊負
(
しよ
)
つて
産
(
で
)
て来たのだらうから
わかれ道
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
何故
(
なぜ
)
でもしない、
誰
(
だ
)
れが
來
(
き
)
て
無理
(
むり
)
やりに
手
(
て
)
を
取
(
と
)
つて
引上
(
ひきあ
)
げても
己
(
お
)
れは
此處
(
こゝ
)
に
斯
(
か
)
うして
居
(
ゐ
)
るのがいゝのだ、
傘屋
(
かさや
)
の
油引
(
あぶらひ
)
きが
一番
(
いちばん
)
好
(
い
)
いのだ、
何
(
ど
)
うで
盲目縞
(
めくらじま
)
の
筒袖
(
つゝそで
)
に
三尺
(
さんじやく
)
を
脊負
(
しよ
)
つて
産
(
で
)
て
來
(
き
)
たのだらうから
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
産
常用漢字
小4
部首:⽣
11画
“産”を含む語句
財産
土産
御土産
産婆
流産
産土神
資産
産霊
産所
産業
生産
産出
出産
子産
産子
産土神様
土産物
手土産
産褥
産毛
...