“油引”の読み方と例文
読み方割合
あぶらひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう一ねんきてたられか本當ほんたうことはなしてれるかとたのしんでね、面白おもしろくも油引あぶらひきをやつてるがたやうなへんもの世間せけんにもるだらうかねえ
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
何故なぜでもしない、れが無理むりやりにつて引上ひきあげてもれは此處こゝうしてるのがいゝのだ、傘屋かさや油引あぶらひきが一番いちばんいのだ、うで盲目縞めくらじま筒袖つゝそで三尺さんじやく脊負しよつてたのだらうから
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)