“反比例”の読み方と例文
読み方割合
はんぴれい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その上近頃はかんたかぶつて、眠られぬ夜が多くなり、身體に脂がのつて、益々健康がよくなると反比例はんぴれいに、氣持の上からは少しむづかしくなつて、男女關係のことに就ては、わけても潔癖けつぺきになり
話しするところによると精神せいしんのほうはますますよいようであるが、それと反比例はんぴれいにからだのほうはたいへんつかれてるように見えた。それから二十日ばかりして、花前はんだと安藤から知らせてきた。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
空の星がふえるのと反比例はんぴれいに、地上の人影ひとかげはぼつぼつへっていた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)