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反比例
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はんぴれい
ふりがな文庫
“
反比例
(
はんぴれい
)” の例文
その上近頃は
疳
(
かん
)
が
亢
(
たか
)
ぶつて、眠られぬ夜が多くなり、身體に脂がのつて、益々健康がよくなると
反比例
(
はんぴれい
)
に、氣持の上からは少しむづかしくなつて、男女關係のことに就ては、わけても
潔癖
(
けつぺき
)
になり
銭形平次捕物控:225 女護の島異変
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
話しするところによると
精神
(
せいしん
)
のほうはますますよいようであるが、それと
反比例
(
はんぴれい
)
にからだのほうはたいへん
疲
(
つか
)
れてるように見えた。それから二十日ばかりして、花前は
死
(
し
)
んだと安藤から知らせてきた。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
空の星がふえるのと
反比例
(
はんぴれい
)
に、地上の
人影
(
ひとかげ
)
はぼつぼつへっていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もっとくわしくいうと、『距離の
自乗
(
じじょう
)
』に
反比例
(
はんぴれい
)
するのです
ふしぎ国探検
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「引力の法則は、だれでも知っていなくてはならない法則だから、ぼくもよくおぼえていますよ。——二ツノ物体ノ間ノ引力ハ、ソノ二ツノ物体ノ質量ノ
積
(
せき
)
ニ比例シ、二ツノ物体ノ距離ノ
自乗
(
じじょう
)
ニ
反比例
(
はんぴれい
)
スル。——これでいいのでしょう」
ふしぎ国探検
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
反
常用漢字
小3
部首:⼜
4画
比
常用漢字
小5
部首:⽐
4画
例
常用漢字
小4
部首:⼈
8画
“反”で始まる語句
反
反古
反対
反駁
反身
反物
反故
反撥
反芻
反響