“自乗”の読み方と例文
読み方割合
じじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例によってとは今更いまさら解釈する必要もない。しばしばを自乗じじょうしたほどの度合を示すことばである。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
もっとくわしくいうと、『距離の自乗じじょう』に反比例はんぴれいするのです
ふしぎ国探検 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「引力の法則は、だれでも知っていなくてはならない法則だから、ぼくもよくおぼえていますよ。——二ツノ物体ノ間ノ引力ハ、ソノ二ツノ物体ノ質量ノせきニ比例シ、二ツノ物体ノ距離ノ自乗じじょう反比例はんぴれいスル。——これでいいのでしょう」
ふしぎ国探検 (新字新仮名) / 海野十三(著)