“擅制”の読み方と例文
読み方割合
せんせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
君主擅制せんせいの時代には堯舜げうしゆんは歌はれざるべからず。何となれば唯堯舜のみ、此時代を極楽になすを得べければなり。
詩人論 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
「労働者諸君、諸君は共和民主々義をてて擅制せんせい君主々義に従ふのか」と、手を振つて菱川は号叫がうけう
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
自由と擅制せんせいとの衝突にして、又た文明と野蛮との衝突……と云ふ、吾輩おもへらく決して然らず、だ両個擅制せんせい帝国の衝突のみ、両個野蛮政府の衝突のみ……………………財産の特権、貴族の遊食
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)