“擅断”の読み方と例文
読み方割合
せんだん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
誕生このかた不断の栄養失調のうちに辛うじて息づいて来た旧日本文学の精神は、全く非人間的な擅断せんだんと営利主義とによって導かれた自身の崩壊さえも、その事実の重大さにおいて自覚し得なかった。
新日本文学の端緒 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)