“ドクター”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
先生33.3%
医者33.3%
博士33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「私はあんたにお尋ねしたいんだが、——先生ドクターは、リューシーさんと話される時に、あの靴を造っておられた頃のことを仰しゃったことがまだ一度もないかね?」
「駄目だ! 手が麻痺しびれてきた。早く医者ドクターを呼んでくれ、医者を!」
葛根湯 (新字新仮名) / 橘外男(著)
彼は依然暗い顔のままで、無暗むやみたばこけむにしながら考えにふけっていた。——博士ドクターファウスト別名エーリアスオットカール・レヴェズが、人生を煙のように去った。しかし、それは何故であるか。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)