“光起”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みつおき80.0%
せんせい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
光起みつおきの屋島合戦屏風も、切箔きりはくのくすんだ光と、紺泥こんでいの海と、那須余一の顔の胡粉ごふんなどが、ほのかに見えるだけである。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
絵画も、狩野永徳・山楽、土佐光吉みつよし・光則・光起みつおきなど彩色目もまばゆい程の華麗なものを描いたし、墨絵も、大幅で、華やかなものがもてはやされた。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
いや、傍聞かたえぎきをした山の井光起せんせい、こりゃもう、すぐに電話でお呼び申した。その驚いたより、十層じっそう倍、百層倍、仰天をしたのは梅岡薬剤で
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)