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紺泥
ふりがな文庫
“紺泥”の読み方と例文
読み方
割合
こんでい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんでい
(逆引き)
光起
(
みつおき
)
の屋島合戦屏風も、
切箔
(
きりはく
)
のくすんだ光と、
紺泥
(
こんでい
)
の海と、那須余一の顔の
胡粉
(
ごふん
)
などが、ほのかに見えるだけである。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
皓歯
(
しらは
)
でその、足袋の紐に口紅の附いたのを見て、晩方の土の
紺泥
(
こんでい
)
に、真紅の
蓮花
(
れんげ
)
が咲いたように迷出して、大堕落をしたと言う、いずれ堕落して還俗だろうさ。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なおかつ覚えただけの経文を、
颯
(
さっ
)
と
金字
(
こんじ
)
紺泥
(
こんでい
)
に瞳に描いて試みたが、それかと思うのは更に分らぬ。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
紺泥(こんでい)の例文をもっと
(3作品)
見る
紺
常用漢字
中学
部首:⽷
11画
泥
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
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