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紺泥
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こんでい
ふりがな文庫
“
紺泥
(
こんでい
)” の例文
光起
(
みつおき
)
の屋島合戦屏風も、
切箔
(
きりはく
)
のくすんだ光と、
紺泥
(
こんでい
)
の海と、那須余一の顔の
胡粉
(
ごふん
)
などが、ほのかに見えるだけである。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
皓歯
(
しらは
)
でその、足袋の紐に口紅の附いたのを見て、晩方の土の
紺泥
(
こんでい
)
に、真紅の
蓮花
(
れんげ
)
が咲いたように迷出して、大堕落をしたと言う、いずれ堕落して還俗だろうさ。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なおかつ覚えただけの経文を、
颯
(
さっ
)
と
金字
(
こんじ
)
紺泥
(
こんでい
)
に瞳に描いて試みたが、それかと思うのは更に分らぬ。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
紺
常用漢字
中学
部首:⽷
11画
泥
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
“紺”で始まる語句
紺
紺青
紺碧
紺屋
紺絣
紺飛白
紺暖簾
紺足袋
紺羅紗
紺青色