“ちやや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
茶屋75.0%
茶店12.5%
青楼6.3%
料理屋6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取替とりかはせしに後藤ごとうへい四郎と申名の下におしたる印形いんぎやうは幸之進の實印に相違さうゐなく然れどもそればかりにてさだがたしとぞんじ茶屋ちややまゐこしの物をあらため見候に本夫をつと脇差わきざし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
彼処あすこ茶店ちやややうや釣堀つりぼりつたといふ事がわかつたから、こゝへてもおまへ女房にようばうとははない。
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
青楼ちややの煙草盆には、たつた一口か二口かつたばかしの巻煙草が、無造作に灰のなかに突きさゝれてゐるのが多い。
青楼ちややの主人は、それを見る度に何がな施してりたいとは思つてゐたが、どうしても恰好な物が思ひ当らなかつた。
それからすぐ浜町はまちやう丁目ちやうめ花屋敷はなやしき相鉄あひてつといふ料理屋ちややつて、おぜんあつらへ、うちの車をやつて、の車ですぐてくれとつて梅廼屋うめのやむかへにやりました。
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)