“茶店(ちやや)” の例文
固(もと)より身(み)をやつす色氣(いろけ)十分(じふぶん)の男(をとこ)であるから、道中笠(だうちうがさ)の中(なか)ながら目(め)やにのついた顏(かほ)は、茶店(ちやや)の婆(ばゞあ)にも覗(のぞ)かせたくない。
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
彼処(あすこ)の茶店(ちやや)で稍(やうや)く釣堀(つりぼり)へ往(い)つたといふ事が解(わか)つたから、こゝへ来(き)てもお前(まへ)の女房(にようばう)とは云(い)はない。
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)