“品書”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しながき83.3%
しなが16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と聞いた、さうねえ、とおしげは壁の品書しながきを見上げて、私、トーストをいただくわ、ヂャミの、とそこはやはり御馳走になるので丁寧に答へた。
一の酉 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)
中食ちゆうじきはテストフてい料理店れうりてんはひつたが、こゝでもミハイル、アウエリヤヌヰチは、頬鬚ほゝひげでながら、やゝ少時しばらく品書しながき拈轉ひねくつて、料理店れうりやのやうに擧動ふるま愛食家風あいしよくかふう調子てうしで。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「じゃ、こんどは十四日の晩だよ。時間はいつものとおり。これが品書しながきだ。それじゃあ。あばよ。」
奇面城の秘密 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)