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儂
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のう
ふりがな文庫
“
儂
(
のう
)” の例文
ああこれを思い、彼を想うて、
転
(
うた
)
た
潸然
(
さんぜん
)
たるのみ。ああいずれの日か
儂
(
のう
)
が素志を達するを得ん、ただ儂これを怨むのみ、これを悲しむのみ、ああ。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
就中
(
なかんずく
)
儂の、最も感情を
惹起
(
じゃっき
)
せしは、新聞、集会、言論の条例を設け、
天賦
(
てんぷ
)
の三大自由権を
剥奪
(
はくだつ
)
し、
剰
(
あまつさ
)
え
儂
(
のう
)
らの
生来
(
せいらい
)
かつて聞かざる諸税を課せし事なり。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
この報たる実に
儂
(
のう
)
らのために
頗
(
すこぶ
)
る凶報なるを以て、やや失望すといえども、
何
(
なん
)
ぞ中途にして廃せん、なお一層の困難を
来
(
きた
)
すも、精神一到何事か成らざらん。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
儂
漢検1級
部首:⼈
15画
“儂”を含む語句
教儂不沾裙
儂等
儂智高
儂達
儂風情