マードック先生の『日本歴史』マードックせんせいの『にほんれきし』
先生は約の如く横浜総領事を通じてケリー・エンド・ウォルシから自著の『日本歴史』を余に送るべく取り計われたと見えて、約七百頁の重い書物がその後日ならずして余の手に落ちた。ただしそれは第一巻であった。そうして巻末に明治四十三年五月発行と書いてあ …
作品に特徴的な語句
焦慮あせり ゆう かん 焦慮あせっ おおや 所以いわれ はから あが 真向まとも 鉄軌てっき けむ ながれ うたがい やく まく さしはさ 一言いちごん かさ 首肯しゅこう かじ すべ 畏敬いけい 頓着とんじゃく 箇条かじょう うかが しき 緒言しょげん はなは しか 驚嘆きょうたん 烟突えんとつ 齷齪あくせく 納得なっとく くに へだ まと 耶蘇ヤソ 葉裏はうら 蒐集しゅうしゅう こうむ すべ さと ため 豹変ひょうへん 足利あしかが 蹂躙じゅうりん 大部たいぶ 径路けいろ 彽徊ていかい 己惚うぬぼ 尻尾しっぽ もっと 尋常じんじょう 密切みっせつ てん 必竟ひっきょう 夜番よばん 呼息いき 勃興ぼっこう はげ 出立しゅったつ 具足ぐそく 上代じょうだい くら 渾身こんしん 沿革えんかく 沢庵たくあん 正宗まさむね いま いとま 昼夜ちゅうや たお あえ えら