“上代”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうだい75.0%
かみだい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やはり上代じょうだいからぎ出して、順次に根気よく人文発展のながれを下って来ないと、この突如たる勃興ぼっこうの真髄が納得なっとく出来ないという意味から
上代じょうだい寧楽ならの文明は、輝かしき美麗な女を生んで、仏画に仏像に、その面影を残しとどめている。平安期は貴族の娘の麗わしさばかりを記している。
明治大正美人追憶 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
河内・和泉その他畿内の国々では、ダイというのは他の地方で組とか坪とか区とか言うのに該当するらしく、上代かみだい下代しもだい、東代、西代などと対立するものが多く、文字は常に代の字である。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)