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上代
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じょうだい
ふりがな文庫
“
上代
(
じょうだい
)” の例文
やはり
上代
(
じょうだい
)
から
漕
(
こ
)
ぎ出して、順次に根気よく人文発展の
流
(
ながれ
)
を下って来ないと、この突如たる
勃興
(
ぼっこう
)
の真髄が
納得
(
なっとく
)
出来ないという意味から
マードック先生の『日本歴史』
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
上代
(
じょうだい
)
寧楽
(
なら
)
の文明は、輝かしき美麗な女を生んで、仏画に仏像に、その面影を残しとどめている。平安期は貴族の娘の麗わしさばかりを記している。
明治大正美人追憶
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
この
社
(
やしろ
)
の創建は遠い
上代
(
じょうだい
)
のことで、その年時も明らかでないと云う。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
だから順序からいうと、第二巻が最初に
公
(
おおや
)
けにされた訳になる。そうして去年五月発行とある新刊の方は、かえって第一巻に相当する
上代
(
じょうだい
)
以後の歴史であった。
マードック先生の『日本歴史』
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“上代”で始まる語句
上代樸直
上代的紅顔