“葉裏”の読み方と例文
読み方割合
はうら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
袂(たもと)に黒(くろ)く、こんもりと濃(こ)い緑(みどり)を包(つゝ)んで、遙(はる)かに星(ほし)のやうな遠灯(とほあかり)を、ちら/\と葉裏(はうら)に透(すか)す、一本(ひともと)の榎(えのき)の姿(すがた)を、前(まへ)に斜(なゝめ)に見(み)た處(ところ)で
月夜車 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
のんきなもので、敵が直ぐ頭の上に窺ツてゐるとも知らないで、ぴかり、ぴかり、體(からだ)を光らしながら、草の葉裏(はうら)で一生懸命に露を吸(す)ツてゐる。
水郷 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
丁度葉裏(はうら)に隠れる虫が、鳥の眼を晦(くら)ますために青くなると一般で、虫自身はたとい青くなろうとも赤くなろうとも、そんな事に頓着(とんじゃく)すべき所以(いわれ)がない。