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遠灯
ふりがな文庫
“遠灯”のいろいろな読み方と例文
旧字:
遠燈
読み方
割合
とおあかり
33.3%
とおび
22.2%
とほあかり
22.2%
とおあか
11.1%
とほともし
11.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とおあかり
(逆引き)
……夜汽車が更けて
美濃
(
みの
)
と
近江
(
おうみ
)
の
国境
(
くにざかい
)
、
寝覚
(
ねざめ
)
の里とでもいう処を、ぐらぐら
揺
(
ゆす
)
って
行
(
ゆ
)
くようで、例の、大きな腹だの、
痩
(
や
)
せた肩だの、帯だの、胸だの、ばらばらになったのが
遠灯
(
とおあかり
)
で
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
遠灯(とおあかり)の例文をもっと
(3作品)
見る
とおび
(逆引き)
「獲物はないが、冬ざれの大川端の
遠灯
(
とおび
)
眺むるもなかなか味変りじゃ。そのように急ぐには及ばぬぞ」
旗本退屈男:10 第十話 幽霊を買った退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
遠灯(とおび)の例文をもっと
(2作品)
見る
とほあかり
(逆引き)
袂
(
たもと
)
に
黒
(
くろ
)
く、こんもりと
濃
(
こ
)
い
緑
(
みどり
)
を
包
(
つゝ
)
んで、
遙
(
はる
)
かに
星
(
ほし
)
のやうな
遠灯
(
とほあかり
)
を、ちら/\と
葉裏
(
はうら
)
に
透
(
すか
)
す、
一本
(
ひともと
)
の
榎
(
えのき
)
の
姿
(
すがた
)
を、
前
(
まへ
)
に
斜
(
なゝめ
)
に
見
(
み
)
た
處
(
ところ
)
で
月夜車
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
遠灯(とほあかり)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
とおあか
(逆引き)
平次は黙って突っ立ったまま、
遠灯
(
とおあか
)
りにすかして激情にふるえる若者の顔を見やりました。
銭形平次捕物控:089 百四十四夜
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
遠灯(とおあか)の例文をもっと
(1作品)
見る
とほともし
(逆引き)
はた
板戸
(
いたど
)
洩
(
も
)
る
遠灯
(
とほともし
)
、
畦
(
あぜ
)
行
(
ゆ
)
く
小提灯
(
こぢやうちん
)
の
影
(
かげ
)
一
(
ひと
)
つ
認
(
みと
)
めざりしこそ
幸
(
さいはひ
)
なりけれ。
森の紫陽花
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
遠灯(とほともし)の例文をもっと
(1作品)
見る
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
灯
常用漢字
小4
部首:⽕
6画
“遠”で始まる語句
遠
遠方
遠慮
遠近
遠退
遠江
遠山
遠音
遠眼鏡
遠路
“遠灯”のふりがなが多い著者
泉鏡花
泉鏡太郎
佐々木味津三
野村胡堂