遠灯とほあかり)” の例文
旧字:遠燈
たもとくろく、こんもりとみどりつゝんで、はるかにほしのやうな遠灯とほあかりを、ちら/\と葉裏はうらすかす、一本ひともとえのき姿すがたを、まへなゝめところ
月夜車 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
遠灯とほあかりすかせば、二十七八の、藝人とも、若い宗匠とも見える一風變つた人物。